はんなりさんの京都紹介

京都出身者ならではの隠れたスポット・京都にまつわるお話をご紹介していきます

京都出身者のはんなりさんが教える「京言葉」と勘違いしやすい独特な表現を紹介します。

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はんなりさんは京都出身で大学生活まで地元で生活していましたが、就職を契機としていくつかの都市を転々として現在は地方都市で暮らしています。前回は「京都の通り名から場所を探していく」京都ならではのコツなどをご紹介してきました。

今回は「京言葉」についてご紹介して行きたいと思います。長年暮らしてきた生粋の京都人のはんなりさんが微妙な解釈や勘違いしやすい言葉を解説していきます。これを覚えて京都に行くとまた一つ京都を楽しむ事ができますよ。良かったらご参考にしてください。 

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京言葉は日本のいろんな地方での方言や言葉の中でも雅びで上品、お公家さんが利用してきた言葉や商売人が使ってきた言葉などが上手く融合されています。そして何より女性が使うと非常に『可愛らしく』聞こえる柔らかい言葉です。ポイントはゆっくりと話すということです。

  

画像の配置 京都の路地と作り傘の写真です

特有の名詞・動詞・などの京言葉

  1. べっぴん:綺麗・美しいという意味の表現です。『えらいべっぴんさんやわー』などとして利用されます。
  2. べった:面白い表現ですね。子供の頃よく使いましたね。一番最後を意味します。
  3. どんつき:行き止まり『そこの道のどんつきにあるお店』などと使います。
  4. ねき:横とかとなりとか側という意味です。『ねきに置いときなさい』という風に表現します。
  5. いけず:意地悪という意味です。女性が可愛く相手のことを『いけず』と使うと『可愛い』表現方法になりますね。『もうほんとにいけずやわー、堪忍してーやー・もしくは堪忍しとくれやす』などと続けて使います。ですから本来の意地悪イメージとは少しニュアンスが違います。この微妙なニュアンスが分かって使うと京都弁を上手く使っていると京都人から思われます。
  6. ねぶる:『舐める』という動詞の意味です。
  7. ほる:『ほっといて』などと言います。捨てるという表現です。『放っておく』『そのままにしておく』とは違いますので注意が必要です。
  8. ほかす:『ほかしといて』などと言います。これも捨てるという意味です。
  9. しまう:『片付ける』という意味でほる・ほかすと間違わないようにしましょう、
  10. けったいな:『おかしい・間違っている』などでしょうか
  11. 堪忍しとくれやす:勘弁してください。
  12. えげつない:これはひどいという最上級の表現方法です。凄くひどいということです。『えげつない人やなあ』などと信じられないわ。本当に。くらいの意味があります。
  13. しんきくさい:のんびりしている・じれったい表現です。『ほんまにしんきくさいなあ』と使います。
  14. えらい:これはふた通りの意味があります。分脈から理解するしかないですね。注意しましょう。『しんどい・疲れた』と『凄い・偉い』とあります。

 

語尾に特徴がある京言葉

  1. 〜やわー:だね・だよねという意味に感嘆詞的な表現として利用されます。『大変やわー・綺麗やわー』などです。この表現はしょっちゅう利用する京言葉ですね。
  2. 〜しはる・〜してはる:これはしょっちゅう会話で出て来ます。相手を敬っている表現で京都流の尊敬語に当たりますね。『テレビ見てはる・今ご飯食べてゆっくりしてはるわ』などとして使います。関西の中でも兵庫の方面に行くと『テレビみとー』になるし奈良の方面でしたら『テレビ見てやる』という風に変化していきます。   
  3. 〜さかい:だからという接続語になりますね。『テレビ見てはるさかい、後にしはったほうがいいよ』などと使います。
  4. 〜し:この表現は普通に接続語として使うケース行き帰りの途中の出来事としての接続語として使うケースがあります。例えば『食べてへんし、早よ食べはり』では『食べていないから早く食べなさい』という普通の接続後の表現と『いきしにうどん屋で食べた』→『いきしに』とは『行ってる途中に』という意味で使われています。『帰りしに、寄ったらええわ』とは帰りの途中で寄ればいいよという意味になります。これは非常に難しいですよね。勘違いしやすい表現ですが、京都人は部外者関係なく普通に日常会話で使いますので意味を取り違いの無いように注意してくださいね。
  5. いーひん:これは、『居ない』という意味です。なんとなくわかりますよね。
  6. 〜なん?〜なんやし:『〜なん?』は疑問符ですから語尾は上がります。大丈夫なん?という表現で利用します。〜なの?という意味合いですね。次に『〜なんやし』は風邪が治ったばかりなんやし、あんじょうせんとあかんよ。みたいに利用します。〜だからという接続語の意味合いがあります。

他にも多々ありますが、代表的な京言葉を上記に挙げさせて頂きました。とりあえずこれだけ理解していたら、旅行で京都に行っても大丈夫です。

 

まとまった一つの意味がある京言葉(商売人が使う言葉)

  1. おこしやす・おいでやす:これは定番の表現ですね。ただ二つには微妙に差があります。遠方より遥々来た場合は『おこしやす』で普通に来た場合は『おいでやす』と表現されていますね。
  2. おおきに:これは『ありがとう』という意味ですね。

これらの表現は根本的に京都の一般市民は使いません。恥ずかしくて。基本的にお客様をたてまつる表現で商売人がお客様に向かって使っています。はんなりさんの両親は商売人でしたから、お客様にしょっちゅう使っていましたね。はんなりさんは使った事がありません。ちなみに。

 

南北を表現する京言葉

  1. 上がる:どこどこ上がるという表現です。北へ向かって進むイメージです。地図でいうところの上 北を指す表現ですね。例えば『千本丸太町上がる』と言えば『縦の大通りの千本通と横の大通りの丸太町通りの交差点から北に行ったところ』という意味になります。これは京都が碁盤の目に街が整備されたことからこのように呼ぶそうです。両親から教わり、今もはんなりさんはこの表現がわかりやすいです。『上(かみ)』という表現も北を表しています。
  2. 下がる:同じく 南へ行くという意味です。『下(しも)』という表現は南を表します。

京都の通り名の記事で詳しく紹介しています。京都の場所を早わかりできるコツを解説しています。ご参考にしてみてください。

www.kyotohannari.work

  

そのほかの京言葉

『しっぽくうどん』

京都では一般的ですが、京都でしかないうどん屋のメニューです。はんなりさんは子供の頃から大好きです。大人の味がします。子供だったら、普通は『きつねうどん』とか『たまごうどん』とかですもんね。

しっぽくうどんには、『かまぼこ・しいたけ・湯葉ゆば・あとは菜っ葉系でほうれん草など』などの具が入ります。京都のうどん屋に寄った折には是非、この『しっぽくうどん』を試してみてください。美味しいですよ。上品な味がします。

 

『かしわ』

この表現は京都以外でも利用されているようです。はんなりさんは京都以外で使っている人をみて驚いた記憶があります。意外と全国標準語なのでしょうか?『かしわ』の意味は『鳥の肉』という意味です。

 

まとめ 

最後に食べ物の話となりましたが、京都の料理でしかなかなかお目にかかれない料理が色々とあります。その中でも、はんなりさんが好きな京都の料理・食べものに『にしんそば』『白みそのお雑煮』があります。子供の頃からの大好物でした。みなさんは食べたことありますか?一食の価値がありますよ。

 

以上で京言葉・おまけの紹介をしました。みなさんも京都での旅行での楽しみが一つ増えたのではないでしょうか。これからも京都民だから語れる京都をご紹介していきたいと思います。

 

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